民宿はホテルのような、設備の豊富さをメインにしていないことは分かっていただけたと思いますが、ではどんなものが常備されているのか説明しましょう。
各民宿により差があるので、まずは標準ランクから紹介します。
- テレビ(各部屋)
- エアコン(冷暖房)
- お茶やコーヒーなどの無料サービス(何杯でも無料)
- 男女別風呂(宿泊施設規定により絶対完備されているはずです)
- 寝具(布団・浴衣・丹前)
- シャンプー・リンスや石鹸
- 無料貸し出しの傘
- お散歩用サンダル
以上の設備は標準的にどこの民宿にも常備されていると思います。というか一応民宿は、設備の豊富さをメインにしていないとはいえ、このくらいのサービスは宿泊施設として当たり前です。もしなかったら・・・ちょっと質の悪い民宿になってしまいますかね。この「質の悪い」という表現は、ただの目安ですから!なにも上記の設備が無くても優良民宿はあるので、早とちりはいけませんよ!ただの標準目安ですからね!
ここからは上記で紹介した、基本設備以外を紹介します。こちらで紹介する設備は、民宿によって有無の差が大きいので、基本的には用意されていないと思ってもらったほうがよいでしょう。
また、この設備があったからといって、優良民宿とは決め付けないで下さい!
なぜなら、宿泊料金の中にこのサービス代が含まれているので、あなたは知らないうちに、その設備代を払わされているんですよ!そのことはお忘れなく!
しかし、あるに越したことはないとお思いの方もいらっしゃると思うので、民宿選びの基準にしてもらっても構いません。
設置度を★マーク5段階で紹介していきます。★の数が多いほどなかなか装備されていないものなので、逆に言えば「あれば、めずらしい設備」とおもってもらっても構わないでしょう。
またその設備により、宿泊料金に上乗せされているおよその金額も掲載しますので、自分がどのくらい基本宿泊料金の中で、設備代を多く支払っているのか目安にしてみてください。
| ■温泉 |
設置度・・・★★★★★ |
設備代のため宿泊料金に約1000円以上、上乗せされています |
| →温泉があるということは、民宿というより旅館に近い民宿です。料金も温泉という名前を使って高い宿泊料を取る場合が多いので、そういうところは、民宿とは言いにくいでしょう。だって安いのが民宿なんですから! |
| ■マッサージ機 |
設置度・・・★★★★ |
設備代のため宿泊料金に約200円上乗せされています |
| →お風呂脇にあるちょっとしたスペースを使って設置している場合があります。全身マッサージ機は安いものでも10万円以上しますし、お子さんに遊び感覚で使用される恐れがありますし、故障した時の修理代が恐ろしくて、設置している民宿は少なめです |
| ■24時間風呂 |
設置度・・・★★★ |
設備代のため宿泊料金に約300円上乗せされています |
→24時間風呂とは温泉を含めないで、水道から24時間垂れ流し状態のお風呂のことをいいます。
代表として麦飯石を使用したお風呂や、光明石を使用したお風呂があります。
お湯を24時間垂れ流すのですから、相当の水道料がかかることは分かりますよね。しかし綺麗なお風呂でお客さんに使ってもらうためのお風呂なので、特に女性の方に好まれるお風呂です。 |
| ■送迎バス |
設置度・・・★★ |
設備代のため宿泊料金に約100円上乗せされています |
→送迎用のバスは1台所有するのに約5~600万円かかります。また2年に一度の車検があるので、送迎代をお客さんから頂いたとしても、維持するのは結構大変です。
日帰りのお客さんに好まれて使用されることが多いですが、日帰り客は実際儲けがあまり無いです。(民宿の儲け関係の詳細は、第一章の第三節をご覧下さい)
しかし、送迎バスはお年寄りの方には頼りになる存在なので、これからの時代はドンドン普及していくと思います。 |
| ■ビデオ・DVD・有料チャンネル |
設置度・・・★★★ |
設備代のため宿泊料金に約100円上乗せされています |
| →民宿は機械系はあまり好んでいません。なぜなら修理代や維持・電器代がかかるからです。安い宿泊料に電器代も入っているので、あまり電器を使用して欲しくないのが本音です。それはどの業界も同じことが言えるでしょう。しかし宿泊施設はスーパーみたいに「宿泊料+電器代+水道代+サービス代の合計で、これくらいの宿泊料金になります」なんて言うところはないですよね。あくまでも決まった宿泊料金の中でそれらのサービスをお客さんに与えるのが基本ですから! |
以上の項目が民宿で用意している特別な設備と考えられます。最初に言ったように、くれぐれも「ただの目安」に過ぎませんので、基本設備が無いから「この民宿は駄目だ」という事には繋がりません。
その理由の一つとして、各民宿の規模(一度で出来る宿泊人数)や、お客さんから頂く宿泊料金の使い方や振り分け方に違いがあるからです。(違いの詳細は第一章の第三節をご覧下さい)
同じ町に30件の民宿があれば、かならず30件とも違った宿泊料金の使い方や振り分け方があるので、それもまた一つの民宿選びの基準になると思います。
くれぐれも、設備が整っているから優良民宿とはならないのでお気をつけ下さい!
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