宿泊施設の種類は、ホテル・旅館・コテージ・民宿と、様々な宿泊施設の呼び名が存在します。
それぞれに、お客さんへ提供するサービスに違いがあったり、経営する基本概念に違いが存在し、それぞれの呼び名が変わってくるのです。
例えばホテルの場合、基本的に規模が大きいです。
ここで言う規模という意味は、一度に宿泊できる人数が数千人だったり数百人だったりと、宿泊できる部屋数の多さを基準にした事をいう規模や、その数千人や数百人をおもてなしする、従業員の人数や遊戯施設の豊富さなどの事を言います。
しかし、このサイトの主役である民宿はどうでしょう?
数十人や数人が泊れるのが一般的な規模で、百人も泊れる施設となれば、かなり大きな規模の民宿に位置づけられます。遊戯施設も無いのが一般的、あったとしても、卓球台やマッサージ機ぐらいです。
しかしなぜあなたは民宿に興味があったり、民宿が好きなんですか?
多分、民宿には、「ホテルや旅館には無い、不思議な魅力」があるのだと思います。
わたしもあるお客さんに、こんなことを聞いたことがありました。
「お客さんは、なんでうちのような民宿を選んだんですか?もっと立派な施設があるホテルの方は選ばなかったんですか?」
こんな質問、本当は聞いてはいけないんだと思いますが、思い切って聞いてみました。
だって、民宿を経営していても、お客さんがなぜ施設の整ったホテルや旅館を選ばずに、民宿を選んだのかずっと気になっていたんですから!
しかしお客さんの答えはとっても簡単でした「だって、母ーちゃん(女将のこと)やあんた(わたし)がいるから来るんだよ」
(???)「初めて来てくれたお客さんが女将やわたしに会いたくて来た?なんで?・・・」
この質問の意味が解るまで一日はかかりました。
その言葉に、民宿の存在すべてが含まれていたのかもしれません。
すなわち民宿には「お客さんの故郷であり、家族でもあり、気を使わなくてもいい、アットホーム」があるのです。
たしかに、ホテルや旅館のような従業員を雇った、会社的な存在の宿泊施設にはアットホーム的なことを提供するのは難しいかもしれません。だって従業員全員に「母親的な存在になれるような接客をしなさい!」なんて言ったところで出来るものではないからです。
そもそも「アットホーム」とはなんでしょう?「アットホームの魅力」はなんだろう?
多分、「忙しい毎日の時間を忘れさせてくれる、家族のだんらん的な一時をもたらす存在」だったり、「あなたが子供に戻ったような感覚を与えてくれる不思議な存在」のことなのかもしれません。
民宿には、そんな「故郷的な感覚」を与えてくれる、独特の雰囲気が存在するのです。
民宿はホテルや旅館よりも確実に施設は劣ります。しかしホテルよりも小さい施設だからこそ、あなた一人に喜んで貰えるようなサービスを提供することが出来、あなたを家族の一人として迎えることが出来るのです。
多分それが民宿が持つ「不思議な魅力の正体」なのかも知れません。
民宿 解析.comホーム≫第一節民宿とはこんなところ>現在のページ民宿の存在意味
|